2012年5月30日水曜日

感染を防ぐ有効な手段は予防接種だけ。

感染を防ぐ有効な手段は予防接種だけ。

5歳以下の乳幼児が年間200人もインフルエンザによる
合併症で命を落としたという報告があります。
冬に流行するインフルエンザは、
脳炎や肺炎など命にかかわる合併症を起こすこともあり、
抵抗力の弱い赤ちゃんにはとても怖い病気です。
感染のリスクを抑え重症化を防ぐには、
適切な時期に予防接種を受けるしかないのです。
6カ月未満、卵アレルギーがある
(ワクチンにはわずかながら卵の成分が含まれているため、
ワクチン接種によりアレルギー反応を引き起こす可能性がある)など、
接種できない人がいる家庭では、
家族が予防してうつさないことが大切です。
接種する回数は、中学生以上の子ども、大人、お年寄りは1回、
小学生以下の子どもと乳幼児は、
間に2週間以上あけて2回接種すると効果が上がります。


インフルエンザは12月下旬から1月にかけて流行し始めます。
流行期までに免疫をつけておくには、
11月中に1回目の接種を済ませることがポイント。
赤ちゃんはインフルエンザの免疫がまったくないため、
2回の接種が必要です。
接種間隔は1~4週間ですが、3週間以上あけるとより効果的です。
遅くても12月上旬までには2回目を済ませましょう。
ワクチンの効果が十分に得られるのは、
2回目接種の4週間後からですが、
2週間以降からある程度の効果は出始めます。
ワクチンの効果は、免疫がついてから約5カ月間続きます。

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