2012年5月31日木曜日

家庭内の感染防御・感染管理

家庭内の感染防御・感染管理

新型インフルエンザは、特別な医療行為以外は空気感染しないと考えられています。
家庭内での感染防御は、接触感染と飛沫感染予防です。
外出の機会をなるべく減らし、やむ得ない場合必ずマスクを着用し、
携帯用アルコールスプレーを持参する。公共交通機関を利用せずに、
近場で幼児を済ませるのが基本です。
訪問者は極力自宅へ上げず、インターホンで対応し、
対面しなければならない用事がある場合、
外出時と同等の防御が望ましい。


家族にインフルエンザ様症状が発生したときには、
夜間でもただちに発熱外来を受診すげきです。
抗インフルエンザウイルス薬を一刻も
早く内服開始することが肝要です。
発熱者に濃厚接触してしまった家族がいる場合は
同時に予防内服開始が望ましい。
患者を自宅で療養させるには、個室に収容するのが基本です。
看病する際は、マスクとビニールエプロンを必ず着用し、
患者の枕元に消毒剤を配備して手指を消毒してから退出する。
冬場でなければ、病室の窓を頻繁に開けて換気することが大切。

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