2012年5月31日木曜日

職場での対策の目標は?

職場での対策の目標は?

企業の立場として新型インフルエンザの流行をながめてみると、
それは従業員の健康問題であるだけでなく、
経営上のききとして対処すべき問題であることが明らかとなってくる。
日本政府の推計では流行のピークに従業員の40%が欠勤し、
その状態が2カ月間は続くと予想しています。
2009年2月に発表された、
「事業者・職場における新型インフルエンザ対策ガイドライン」
で2つの目標が提示されています。


「従業員の健康保持」と「事業継続」
という2つの目標は相反する方向性をもつ。
従業員を新型インフルエンザの感染から守る為にには、
職場を一時閉鎖が効果的な方法であるが、
それでは事業継続が出来なくなる。
一方、流行時の事業継続を優先するのならば、
従業員の感染をある程度は覚悟しなければならない。
こうした状況から2つの目標のバランスをとりながら
職場の新型インフルエンザ対策をすすめることが必要になってくる。
このためには、職場の健康管理スタッフだけでなく、
経営責任者、危機管理担当者など幅広い人材を集めて、
総合的な対策を立案することが求められます。

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