2012年5月30日水曜日

接種によって引き起こされる症状

新型インフルエンザワクチンの接種によって
引き起こされる症状(副反応)について

季節性インフルエンザワクチンの場合、
比較的頻度が高い副反応としては、
接種した部位(局所)の発赤・腫脹、疼痛などがあげられます。
また、全身性の反応としては、発熱、頭痛、悪寒、倦怠感などが見られます。
さらに、まれに、ワクチンに対するアレルギー反応
(発疹、じんましん、発赤と掻痒感)が見られることがあります。


接種局所の発赤、腫脹、疼痛は、
接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、
2~3日で消失します。
全身性の反応は、接種を受けられた方の5~10%にみられ、
2~3日で消失します。

その他に、因果関係は必ずしも明らかではありませんが、
ギランバレー症候群、急性脳症、急性散在性脳脊髄炎、
けいれん、肝機能障害、喘息発作、紫斑などの報告がまれにあります。
今回の新型インフルエンザワクチンも程度の問題はありますが、
同様の副反応が予想されます。

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