2012年5月30日水曜日

ワクチン接種の効果と安全性は?

ワクチン接種の効果と安全性は?
インフルンザワクチンは、重症化等の防止については、
一定の効果が期待されていますが、感染防止の効果は、
保証されていません。
新型インフルエンザワクチンの接種の目的は、
①死亡者や重症者の発生をできる限り減らすこと
②患者が集中発生することによる医療機関の混乱を極力防ぎ、
必要な医療を確保することです。

国内産インフルエンザワクチンの安全性は、
季節性インフルエンザワクチンと同程度と考えられます。


ワクチンの効果の持続期間について
これまでの季節性インフルエンザワクチンでは、
2回接種した成績によりますと、
2回目の接種1~2週後に抗体が上昇し始め、
1カ月後までにはピークに達し、
3~4カ月後には徐々に低下傾向を示します。
したがって、ワクチンの予防効果が期待できるのは
接種後2週から5カ月程度と考えられており、
新型インフルエンザワクチンでも同程度と考えられます。

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